仕事で影響を受けたことに続いて、それ以外(プライベート)について。
「何したらええんやろ」と思った仕事以外の時間ではありますが、元々がじっとしていられない性分もあり、「感染者も増えているし、自分が(接客業をしているので)ウイルスを振りまいてはいかんな」と思い家で大人しくしていた時期もありました。ただ、1週間が限界。。。笑
ですので、その後は「この現状で自分が何ができるだろう、何をしよう」と思いたまに外に出て外はどんな感じなんだろう、と散歩を兼ねて周辺を歩いたりもしていました。
ジムへ行くメリットデメリット
「ジムへ行く」事については、メリットとしてはやはり外に出ることが自然と減ってきた中、運動をする機会が増えること。私の通っていたジムは自分の自由に機械を使ってトレーニングをすることが可能だったため自分のペースで進めることができて、仕事の合間をぬいながら週1~2回のペースではありましたが2,3年通い続けていました。
デメリットは「マスク着用」が義務付けられていたため、運動をして呼吸が上がってくるとどうしても息苦しく継続しての運動が難しい。そしてたくさんの人が出入りをする更衣室で更衣、シャワーを浴びたりと無防備なところを出すことが多く、そういった行動が当時は感染のリスクが高いな、と感じたために自分自身も危険を感じて自然と足がむかなくなっていきました。
外で吞む
そして「店で飲む」ということ。
ただでさえ一人暮らしで誰とも話さない自分が、休業で自宅待機で一日声を発することがほとんどありませんでした。たまに声を出したのが「YouTubeを見ていて笑ったりした瞬間」だった、という日もあり「何かしゃべろう…!」と思い、コロナ禍前からたまに行っていた何軒かの店に顔を出すのが習慣に。
ひとりで過ごす部屋を出て、店に行くと「おかえりー」と言ってくれる(←結構通っていたので言われるようになった笑)人がいて、たわいもない話をワイワイしながらお酒を飲むことが当時本当に癒しでした。
私が行く店はそこまでやっていなかったのですが、当時はテーブルが「衝立(ついたて)」で一人一人区切られた形になった店舗が多く、店もその区切りにより入店人数が少なくなっているようでした。また、感染の危険性を防ぐために20~21時までと早い営業時間になり、飲み屋でお金を落とすことが少なくなったり。色んなお店に行きましたが皆さん「中々人が来ない」と言われる事が多かったです。
ちなみに、こうして外出制限を事実上行っていた時から行っていたお店は、今でもずっと通い続けいて、お互い「コロナ」の苦境を乗り越えた仲間として、時には公私混同でいいお付き合いをさせてもらってます。
スーパー、店舗の「足跡」マーク
ジムや飲み屋は必要がなければ行かなくても大丈夫。でも、生きていくためには食べていかないといけない。生活の為に必要なもの(紙や化粧品、薬)を買わないといけない。その為の買い出しはスーパー、路面店などですませるは当たり前ですが、コロナ前と違うのは「間隔を開けて並ぶ」。
外食は「感染のリスクが高い」と行くことが少なくなった人たちはスーパーで食材を購入して家で調理して食べる。病院も行きづらくなったので、一般薬で病気を治す。そういったことが増えたと思いますが、それによりスーパーや路面店の利用が多くなり、並ぶことが増えました。「並ぶ」→人が集まる。これによる感染を防ぐ為にと行ったのが「足跡」マークの設置。それにより間隔を開けて並んで「飛沫」による感染のリスクを少なくする。律儀な日本人はほとんどの人がちゃんと守って、間隔を開けて並んでました。お陰で通常の倍の長さの列になったりしましたが…
そして店の入り口には消毒液の入った容器が置かれ、スーパーのかごを拭くことができるようにペーパータオルなども置かれていたり。「日本人って本当にきっちりしている…!」と感心した瞬間でした。
人と会うことは罪
これらの行動で強く感じたのは「人に会うことは罪」と思わせる状況。
流行り病のコロナは人と接触することから感染するため当然と言えば当然の結果ですが、予防薬もやっとしばらくしてからされるようになったワクチン。しかも予防効果も100%ではなく、治療薬も確実に効果のないものがない。
そんな中で「人と会う」のは中々のリスク行為と見られていました。
会社は「居酒屋」「ジム」のような場所に行かないようにと言われていましたし、離れて暮らしている両親は「そんなところに行くと(コロナに)感染する!」と小言、というか心配されました。
今まで普通にしていたことがこんなにも「批判の対象」として注目を浴びてしまうものか。と悲しくもあり、「人の目を気にする日本」を感じてうんざりしたような、複雑な気持ちを感じたのを今でも覚えています。
ただ、ある意味徹底したこれらの対策により、他国よりはコロナの感染率は低くなっていたのだと思ったりもして「ああ、自分がいたのが日本でよかった」と安心したところもありました。
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