さて、旅行に来ました。
観光で色々散策をするかと思いますが、それと共に大事な「お土産選び」。
「いってきます!」と言って出ていったからには「楽しかったよ~!」とお土産を持って帰ると
待っていた人も「おかえり!」と言って楽しく土産話を共有することができます。
「疲れた~」と帰ると「じゃあ何のために行ってきたの?」と聞かれてしまいます…
帰っても楽しく旅行を振り返ることができるよう、楽しいお土産の選び方を見てみましょう。
旅行先の「市場」「物産センター」に行ってみる
「市場」と「物産センター」は似ているようで非なるもの。それぞれについて述べてみたいと思います。
市場は地元の方も買いに来ているので、地元で食べられているものを購入できる可能性が高いという所です。
市場は人々の日々の生活のものを購入する場所でもあります。
その土地土地の市場に行けば、現地の人たちが購入しているものを見つけることができます。地元の方が手に取っているものを見て「これはなんだろう?」と自分たちも手に取ることができるのは現地だからこそ。生鮮食品や野菜などの新鮮なものを購入したりすることもできます。地元でしか流通していないものを使って料理をしたりするのも楽しいですよね。
変わって物産センターは主に観光地や交通の便の良いところにあったりして、市場に比べると「お土産屋さん」の要素が強いところです。市場は主に地元で取り扱っている商品が置いているのに対して、物産センターではそれに加えてもう少し地域的に広い範囲でのお土産を見ることができます。
市場と物産センターのお土産の違い
市場は先述の通り、地元の人が生活に必要なものを買うために行く場所。なので地元でしか買えない商品も沢山あるのですが、デメリットとしては「お土産用のもの」が多くない場合もあるという事。
要はお土産は職場の人たちや近所の人たちにお渡しするものも多いと思いますが、小分けにした商品があまりなく、自宅で使用するためのものがメインであるという事です。最近は観光客の訪れる市場も多いため、観光客用に小分けにした商品を取り扱っていることもありますが、物産センターに比べるとそこまで多くはないです。
物産センターは観光客向けのお土産を集めた場所であるため、小分けにした商品を始め生鮮食品はそこまでないものの、ある程度日持ちもするようなお土産を沢山置いていることが多いです。
あとは地元のものの他にその地域全体のお土産も置いているという事(例えば富良野市の物産センターでは富良野産の商品に加えて北海道全体のお土産があったり)。そこで地域全体のお土産を買うもよし、一部地域のものと地域全体のお土産を見比べて違いがわかって「あ、これ買おう」という形になったり。
お勧めのお土産は?
これまでお土産の場所について述べてきましたが、私がお土産でよく購入するのが「調味料」です。
例えば醤油ひとつにしても、その地域で作られている醤油は味が独特のものも多いです。(九州の甘い醤油であるとか)そして現地の料理に欠かせない調味料もあります(例:新潟の辛味調味料「かんずり」や沖縄の島とうがらしの泡盛漬け「こーれーぐーすー」など)どれも郷土料理のスパイスとしては欠かせない、重要なものです。
現地で郷土料理や名物料理を食べた後に地元の調味料を購入して家に帰ってからもその調味料を使って料理をし、その時行った旅行を思い返すのも楽しいと思います。
面白いお土産の場所として最近利用しているのが「地元のコンビニエンスストア」。通常の商品に加えて地域限定のプライベートブランドやお菓子、カップ麺などもその土地限定の商品を取り扱っているところが多いです。あとはお酒コーナーも地元の人が飲むであろう「地酒、地ビール」などの地元商品を置いています。お菓子やカップ麺は持ち帰りやすい大きさを選べば「お土産」としても十分持ち帰りができます。
自分へのお土産
自分がお土産を探すポイントとしては「帰って余韻を楽しむことができること」「他の人にすすめることができるもの」を試食を兼ねて探しています。
今まで私が気に入って購入したお土産3選を紹介します。
①北海道の北菓楼「開拓おかき」
北菓楼は北海道の砂川というところに本店を構えるお菓子屋さん。以前はシュークリームがゆうめいだったのですが、今はこの「開拓おかき」も有名です。「増毛えび」や「函館いか」、「えりも昆布」など北海道の特産のものを直接乾燥させて一口サイズのお菓子にいれるという工夫があり、おかきと共に「北海道の味覚」をより味わうことができる一品です。
②仙台の「萩の月」
「菓匠三全」という老舗のお菓子屋さんが作った、カステラ状の記事の中に特製カスタードクリームを入れたお菓子。冷やして食べるのも美味しいですし、容器も綺麗な化粧箱からお得なエコ包装にはいったカジュアルに食べられるものもあります。
③沖縄のロイズ石垣島「黒糖チョコレート」
「ロイズ」とは北海道のお菓子の会社。そのロイズが「石垣島の食材」を使ってお菓子を販売しています。黒糖チョコレートは黒糖のほのかな苦みがチョコレートを甘すぎずに食べやすくして美味しくいただくことができ、また枚数もたくさんあるのでバラマキ用のお土産として添乗員時代はお勧めしていたお土産でした。
「今度来た時にお客様にお勧めするために」と色々お土産を探していた時もありましたが、結局のところ自分も美味しいものを食べたい!というのも多分にありました笑。自分が美味しいと思ったものをお勧めして「美味しいね」と買っていただくのは自分でお土産を買うよりも嬉しい行為だったのを覚えています。
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